Retweetとチェーンメールの違い

特に最近twitter上でRTという発言を度々見るようになった。
最初はスルーしていたのだけれど、なんじゃこりゃと思って検索してみたら「ReTweet」というものらしい。

ReTweetとは誰かのポストを自分のアカウントで再配信すること。

http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200904/20/rt.html

さらに検索するとTechCrunchに下記のような記事が。

Twitterが新しいAPIを用意するということがアナウンスされた。retweetのためのAPI群だ。

http://jp.techcrunch.com/archives/20090813twitter-announces-a-retweeting-api/

これで増えた理由もなんとなくつかめた。このタイミングでReTweet機能実装を行ったクライアントも多いだろうし。
ところでこのReTweet@ITの垣内郁栄さんの記事にもあるが、チェーンメールに似ている問題点が議論されている(いた)らしい。
実際にその議論の様子が下記にある。
ReTweetの利点と問題点 その1 - maraigue's blog
あまり叩かれない理由としてあがっている物の中から僕が個人的に頷いたり注目した部分を抜粋してみた。*1

  • メールは業務だけどTwitterはまだ遊びだから
  • 元々Botや意味不明な変態発言が多数流れるTLに多少のRTが来ても拒絶反応は少ない
  • 第一発信元に拡散を望む意思が明確でない
  • 受信者が能動的に再発信を試みる
  • 増幅させるのは受け手の意思に委ねられるってところがポイントだろうかな。
  • 広めろと言う扇動もなく、勝手に広まると言うシステムでもなく、再発信者が望んでやっている事

チェーンメールmixi強制バトンが嫌いな僕ですが、今のところRTに関しては特に不愉快と感じたことがない。やはり扇動や強制でないところが大きいのだろうけどもう1つ気づいた。
RTは自分宛でない*2
もともと緩い繋がりのTwitterだから変なRTをする人はフォローから外せばよいだろうし、そもそもRTしている人が書き込んでいるTL*3自分のTLだ。フォロワーに対して送りつけているわけではない。

上記の通り大きな問題になりにくそうなRTだけれど、フォロワーが増えてきたら、RTの取り扱いにちょっと気を付けた方がいいかもしれない、というのが僕の結論かな。

*1:抜粋しているので流れを把握したい人はmaraigueさんのページを参照すべし

*2:メールは間違いなく自分が宛先

*3:タイムライン、自分のページ